スタッフからひとこと

組織の違い?

 先日、机の前の電話を掛けようとしたところ、少し違和感を覚えました。それは、「電話」と「電卓」の数字の並び方がなぜか違うからです。職業柄、電卓もよく使いますので調べてみますと、そもそも基準となる「組織の違い」であることがわかりました。

 電話は、国際電信電話諮問委員会(CCITT)
 電卓は、国際標準化機構(ISO)

 電話は単純に一番初めに開発した会社がそうしたから。電卓は一番よく使うであろう「0」や「1」を一番下にしているとのことでした。世界初のプッシュホンは「1969年」、電卓は「1965年」の発売ということだそうですが、わずか4年の違いです。

 少し昔(大分前?)、黒電話なるものが普通に家庭にありジーコ、ジーコと指で回して掛けていたのを思い出しました。警察や救急の110番、119番の番号を掛ける際に、ダイヤルをまわすことで「一呼吸おいて落ち着かせる」意味もあったようです。 電話にせよ電卓にせよ既に世界中に広まってしまった以上、それぞれの数字の並び方の配列はこの先変わることはないと思います。ただし、現代のプッシュ式の操作も近い未来に別の方法になるかもしれません。そうなった時は、自分自身もアップデートをしようと思います。



(岡)

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