最近、雨の降り方がおかしい。
6月にもかかわらず日本列島に近づいてきた台風の影響で、線状降水帯が発生し各地に浸水の被害をもたらした。ここのところ毎年のように「数十年に一度」の大雨が降り、記録的な雨量が短時間に観測される、いわゆるゲリラ豪雨も年々増加傾向にある。
小学生のころ、地球上の水は増えもせず減りもせず基本的に循環していると習った覚えがある。地球の表面の約70%は海洋に覆われていて、太陽のエネルギーによって海水や地表面の水が蒸発し、上空で雲になり、やがて雨や雪になって地表面に降り、それが次第に集まり川となって海に至るというように、絶えずバランス良く循環していると。
そして近年、このバランスが地球温暖化によって壊れていると言われている。四方を海に囲まれた日本にとって温暖化リスクは避けがたい事とは言え、電気や水の使い方など日々のちょっとした行動の変化で気候変動抑制に貢献できるなら、意識を変えてみたいと思う。
(山岡)
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