この秋、実家じまいをしました。
夏の初めに母が骨折して入院し、退院しても介護が必要な状態になったことをきっかけに、認知症の始まりの様子を見せる父ともども施設にお世話になることを決めました。父が仕事を辞めたタイミングで戸建て住宅から賃貸マンションに移ったこともあって、一度は持ち物の整理がされていたはずでしたが、四半世紀近くの年月を過ごすあいだに、二人それぞれの趣味(絵画と書道)の道具や作品たちが増え、さらに捨てられない世代であることもあって、家の中はモノであふれていました。
最終的には処分業者に依頼してすべて撤収してもらう段取りで片付けをはじめたはずが、「捨てるのがもったいない」「いやいや、持って帰ってどうするの」とせめぎ合う気持ちになりつつも、最後は片づける側の体力の限界がきて、買取業者に引き取られたもの・リサイクルに出したものを除きすべて産業廃棄物として引き取られていきました。
もっと上手くやれたのではないか、後悔先に立たずです。実家じまいを経験したとて不要なモノをガンガン捨てる断捨離はまだまだできそうにもありませんが、これからは使うモノだけに囲まれる生活を心がけようと思う気持ちにさせられる出来事でした。
( 山岡 )
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