日銀は２０２４年３月１９日の金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除を決めました。政策金利を引き上げるのは１７年ぶりのことです。マイナス金利政策からゼロ金利政策へとシフトしたことによって、借入金利の上昇だけではなく、財務状態によっては銀行からの借入が難しくなる可能性も考えられます。

　私事ではありますが、今年５月に住宅ローンの見直し（借換）を行いました。きっかけは、マイナス金利の解除にともない変動金利の利率が上がるのではないかと考えたからです。当面、既存の住宅ローンの変動金利が上昇することはなさそうですが見直しをする機会になりました。結果、従来よりも金利の低い条件で見直しをすることができました。

　今後、お客様が設備投資や運転資金の借入・借換を行われる際に、お力になれるように努めて参りたいと思います。



（喜村）